就職活動や転職活動のとき、沢山企業があって「どの企業が自分に合ってるのか?」を考えると疲れてしまうことってありますよね。
また、退職や独立をしようと思うとき、「本当に退職・独立して良いのかな?」と不安になることがあるのではないでしょうか。
そんなときは、「自分が働く上で大切にしたいこと」は何か、「仕事の価値観(ワークバリュー)」を整理することで、迷いや不安が少なくなります。
仕事の価値観を整理する理論やツールは沢山ありますが、どれも実際使ってみると少し使いづらさを感じたので、自分の経験を踏まえて使いやすくアレンジしたワークシートを作りました。
「仕事の価値観整理ワークシート」のダウンロードは下のボタンから!↓
※ブログをご一読頂いた後のご使用をお勧めします。
価値観を整理するメリット
「価値観の整理」かぁ…。ちょっと面倒でやる気が起きないな~。
仕事の価値観を整理すると、こんなメリットがあるの!
悩む時間を短縮できる
「仕事の価値観」は、どの企業に応募/入社するか、どの道を選ぶか(転職する/しないなど)を考える際の「基準」になります。
「基準」が出来ることによって、もやもや悩む時間を短縮して、効率的に1つの選択肢を選ぶことが出来るようになります。
結婚相手を探すときも、「優しい人」「犬好きな人」とか、心の中で「基準」を持っているよね。
仕事選びのときは、本当に沢山の選択肢があることが多いから、心の中にある「基準」を言語化することで悩まず選べるようになるの。
自分に合った選択肢を選べる
僕の回りには「ご縁」で仕事を決めて、活き活きと働いている人がけっこういるけど?
私も「ご縁」や「運命」って大切だと思う。一方で、「運任せにしすぎない」ことも同じくらい大切だと思うんだ。
自分の人生は、自分でコントロールして切り開いていける部分も沢山あると思います。価値観に合う選択肢を自分で見つけていくことで、より自分に合った道を選べる可能性が高まります。
面接対策にもなる
就職・転職のときの採用面接ではよく「志望動機」「企業選びの軸」を聞かれます。「仕事の価値観」を整理しておくと、この2つの質問に、自信を持って具体的に回答出来るようになります。
シートの使い方
それでは、シートの使い方についてご説明します。使い方はとても簡単です!
※最低5個は「大切」を選んでください。
※「大切」が11個以上ある方はその中で「すごく大切」か「まあまあ大切」に分けて、「すごく大切」は10個以内にしてください。
②「大切にしたいこと」を順位付けしてください。
※「大切」が5~10個の方はその中で、「大切」が11個以上の方は「すごく大切」の中で順位をつけてください。
選ぶときや順位付けをするときは、あまり考え過ぎず直感でやってみてください!
シートのポイント
このシートって、他のものと何が違うの?
このシートの特徴をお伝えします!
よく使う言葉
このシートは「普段よく使う分かりやすい言葉」を使うことを意識して作りました。
仕事の価値観を整理するための理論やツールは沢山ありますが、私が触れてきたものは「普段あまり使わないような言葉」や「少し難しい言葉」を使っているものが多く、「誰が見ても分かりやすい言葉を使えたらいいな~」と感じていました。
5つの分類
28個の項目を、以下の5つに分類しました。
・仕事内容
・制度
・条件
・人
これにより、自分がこの5つの中のどれに着目しているのかが分かり易くなっています。
それって何のメリットがあるの?
大切にしたいことが、「制度」「条件」「人」の項目に偏っていた場合、「採用面接で合格しづらい」「仕事自体にやりがいを感じられない」「その結果長く続かない」可能性があります。
少し偏りがある方にとって、「事業内容」や「仕事内容」の中からも大切にしたいことを見つけよう、と考えるきっかけになれば良いなと思い、5つ分類を作成しました。
面談経験を活かした内容
参考にした理論やツールをもとに、これまでの面談(面接)経験を活かして、項目や分類を考えました。
企業での採用面接(新卒&中途)を年に約100回×5年、大学での就職支援面談を年に約900回×1.5年、その他の企業や大学やプライベートセッションを約200回。合計すると、面談(面接)経験は約2000回になります。
これまで、面接の受験者の方や、カウンセリングのクライアントの方が、「働く上で大切にしていること」についてお話をして下さったことを思い出しながら、ワークシートを作成してみました。
【参考にしたもの】
・エドガー・シャインの「キャリア・アンカー」
・日本マンパワーのバリューカード
・RIASECのWORKVALUEカード
・キャリアカウンセラー養成講座テキスト
・NLPのクライテリア
価値観をもとに選択肢比較
仕事の価値観が整理出来たら、仕事を選ぶ際の「基準」が出来たことになります。その「基準」をもとに選択肢を比較する際に便利なシートもご用意しました。
詳しくは、下記のブログをご一読ください!
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