「どの仕事にしようかな…」「今結婚/離婚していいのかな…」「どの家/車を買おうかな…」などなど、人生の中で大きな選択をするタイミングってありますよね。
「なんとなくこっち!」と決めることも時には必要かもしれませんが、後に後悔しない選択をするためには、自分の中でしっかり理由を持って決めた方が良いこともあるかもしれません。
「どれにしようかな~」ともやもや悩んでしまうときに、自分の考えを整理するのに役立つ「選択肢比較シート」を作りました。
選択肢比較シートのダウンロードは下のボタンをクリック!↓
※ブログをご一読頂いた後のご使用をお勧めします。
シートを使うメリット
今まで何かを決めるとき、こんなシート使ったことなかったけど何とか生きてこれたな…。わざわざシートで整理する必要ってあるの?
このシートを使うと、メリットが沢山あるのよ。
もやもやから抜け出せる
大きな選択をするとき、どれにしようか考えると、もやもやが心の中でぐるぐるしてしまうことってありますよね。
このシートで選択肢を比較すると、もやもやから抜け出す道が見えてきます。悩む時間を短縮できるので、時間を無駄にせずに済みます。
冷静になれる
僕はあまり悩まずに、自分の直感を信じてスパっと決められるタイプだよ!
うん、そういう思い切りの良さが大切なこともあるよね。ただ、大きな選択をする時は「えいや!」で決めて後悔しないようにすることも大切かな~と思うんだ。
人は、最近のことほどよく覚えているので、最近出会った選択肢の方が良く見えてしまうことがあります。逆に、何ヶ月も前のことは実際よりも過小評価してしまいがちです。
「あ、これいいじゃん!」と思ったときに即決するのではなく、少し冷静になって考えるためにもこのシートは役立ちます。
自分が決めたという実感を持てる
この前、長く続けてた仕事辞めたんだけど少し後悔してるんだ。お母さんに相談したとき「辞めちゃダメ!」ってもっと強く言ってくれたら良かったのにな~とか考えちゃうことがある。
誰かのせいにしたくなっちゃうこと、あるよね。きっと誰もが経験したことがある気持ちなんじゃないかな。
「あの時〇〇さんがこう言ったから…」「〇〇さんのために、この選択肢を選んだから…」と、後悔していることを、人のせいにしてしまいそうになることがあるかもしれません。
このシートを使うと、「自分で選択肢を比較して、自分が決断した」という実感を持てます。
シートを保存しておけば、時間が経っても、「あのとき自分が決断した」という実感を思い出せます。その実感があれば、人のせいにする気持ちは生まれにくくなります。
足りない情報に気付ける
あなたが「違うな」と思っている選択肢は、あなたがその選択肢のことを「よく知らない」だけかもしれません。
「3階建ての家は地震に弱いから嫌」と思ってたけど、最近の3階建ては耐震構造がしっかりしていることを知って、家探しの候補に入れたことがあるな。
何か新しい情報を入手して、「違うなと思ってたけどこっちもアリだな」と感じたこと、皆さんもありませんか?私はよくあります(笑)
このシートを使うと、各選択肢のことをよく知るために「今どの情報が足りていないのか」に気付くことが出来ます。
人には「選択をするときの癖」があります。あなたの癖のタイプを知ることで、このシートを使うメリットをより感じられると思います。詳しくは下記のブログをご一読ください!
シートの使い方
それでは、シートの使い方をご説明します。使い方はとてもシンプル♪
このシートは、「どの企業に就職するか」「離婚するかしないか」「どの家/車を買うか」などなど、「どれにしようかな?」と悩むことについて、どんなテーマでも使うことが出来ます。
まず「何について決めるのか」を決めて、下の図の僕の吹き出しの中に書いてね。
※そのテーマについて自分が大切だと思うこと(価値観)を10個以内で書き出してみてください。
※書き出した「大切にしたいこと」の中で、重要度が高いものには「3」、普通のものには「2」、低いものには「1」をつけます。
「仕事」がテーマの方は、「大切にしたいこと」を書き出す際には、ぜひ下記のブログをご参考になさってください。
※選択肢を全て書き出します。
※この作業をしていると、「持っている情報が不足していて判断出来ない(点数をつけられない)」とう項目が見つかります。不足している情報は、なるべく情報収集してから「事実情報」に基づいて点数をつけて下さい。(「想像」で点数をつけるのを避けることで、より自分にぴったりの選択肢を選ぶことが出来ます)
※PDFのシートを使う場合は、「点数」×「重要度」と、その「合計点数」はご自身で計算をして記入してください。
「合計点数」が高いものが、「大切にしたいことを」をより満たしている選択肢=あなたに合った選択肢、ということになります。
使用する際の注意点
点数だけが全てではない
数字で点数をつけると分かり易いね!「合計点数」が高い選択肢を選ぶのが絶対正解だよね!
数値化するとそう感じるよね。でも、実は「合計点数」だけが全てというわけではないんだ。
「あれ?この選択肢は何で点数が低いんだろう?本当はこれが良いのに…」という心の声が聞こえてきたら、点数に関係なくそれを選ぶこともOKです。
このシートは、自分の考えを整理する「きっかけ」です。数値を見ることによって「本当はこれが良い」という自分の新たな気持ちに気付けることもあります。その気持ちは数字よりも大事にしてください。
少し期間をおいてみる
「大切にしたいこと」の項目や重要度は、時間が経つと変わる可能性があります。
同じテーマで少し期間を置いて再度シートを作成すると、前回との違いから新たな気付きが生まれるかもしれません。
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