【すごく簡単に解説】キャリアカウンセリングとは何か | nanase for life

【すごく簡単に解説】キャリアカウンセリングとは何か

キャリアカウンセリングとは何か キャリアカウンセリング

私が「キャリアカウンセリング」に出会ったのは、企業の人事部に在籍していた27歳のとき。(もう今から5年前!月日が経つのは早い…。)「リカレント」というスクールで説明を聞いて、講座内容に興味を惹かれて入学を決めました。

 

座学を担当して下さった「文川先生」という方がとても素敵な先生だったこともあり、「勉強するのってこんなに楽しいんだ!」と、毎回スクールに行くのがとても楽しみでした。

 

リカレントのホームページに、尊敬する文川先生の紹介ページがありました!

 

現役キャリアカウンセラーの講師陣 | リカレントの国家資格キャリアコンサルタント養成講座
リカレントの講師は経験豊富な現役のキャリアカウンセラーです。資格取得のためだけでない、現場で必要とされる知識・ノウハウを学ぶことができます。

 

でも、「キャリアカウンセリングって何?」と聞かれると、説明するのが意外と難しい…。

 

私は、キャリアカウンセリングは、沢山の方がより良く生きる支援をするツールの1つになり得ると思っていて、たくさんの方に知って頂けたら嬉しいなと考えています。

 

そこで、「キャリアカウンセリングとは何か」をなるべく簡単にまとめてみました

 

ふわっとしている定義

実は、「キャリアカウンセリング」の明確な定義がないのが現状なのですが、「キャリアという言葉の意味」と、「キャリアコンサルティングとの違い」という視点から、私なりに「キャリアカウンセリングとは何か?」を探ってみました。

 

なんで明確な定義がないのかしら?

 

キャリアカウンセリングはアメリカで生まれて、2000年頃に日本に入ってきました。まだ日本では未成熟で、「キャリア」という言葉の意味が統一されていなかったり、「キャリアコンサルティング」という言葉との違いが分かりづらかったりするので、「キャリアカウンセリングとは何か」という問いに対する明確な答えがないのが現状のようです。

 

「キャリアカウンセリングとは何かについては、いろんな偉い人のいろんな意見があるから、自分で考えてね。」といった趣旨の内容が、スクールのテキストの1ページ目に書かれていて、「え、そんなにふわっとした感じなの?!」と驚いたことを今でも覚えています。笑

 

そんなふわっとした感じのキャリアカウンセリングの定義を、スクールで学んだこと、調べたこと、自分の経験を踏まえて私なりに考えたところ、

 

キャリアカウンセリングとは

「人生をより良く生きる支援」をするための「カウンセリング」のこと

 

ということになるのかな、と思っています。この考えに至った根拠を2つご説明します。

「キャリア」という言葉の意味

キャリア=「生活全般を含んだ人生」
キャリア≠「仕事を中心とした人生」
 

「キャリアウーマン」という言葉を聞くと、「バリバリ仕事をしている女性」というイメージを思い浮かべますよね。「キャリア」とは「仕事を中心とした人生」であるという印象が強いのではないかと思います。

 

しかし、有名なアメリカのキャリア心理学の理論家である「ドナルド・E・スーパー」が、1950年代後半に、「キャリアって生活全般を含んだ人生のことだよね」と定義したことが広まり、

 

アメリカでは、1950年代~1960年代は「キャリア=ワークキャリア」だったのが、1970年代~1980年代には「キャリア=ライフキャリア」へ変わっていきました。

 

ライフキャリアレインボー

 

こちらの画像の引用元サイトはこちらです。

 

こちらの画像は、スーパーが提唱した「ライフ・キャリア・レインボー」の図です。

 

ライフ・キャリア・レインボー
人生はある場面の様々な役割の組み合わせである」ことを虹にたとえて説明したもの

 

人生って「労働者」としての役割以外にも、「子供」とか「家庭人(親や夫・妻)」など色んな役割があるよね。その全ての役割を全部ひっくるめて、その人の「キャリア」だよね。という考え方を表しているのが、この「ライフ・キャリア・レインボー」なんだ。

 

スーパーのキャリアの定義は日本でも一般的になりつつあります。スーパーの定義を踏まえて考えると、「キャリアカウンセリング」は、「単なる就職・転職支援」ではなく、「人生全体をより良く生きる支援」であるというのが、本来の意味であると言えると思います。

キャリアコンサルティングとの違い

私が持っている国家資格は、「キャリアコンサルタント」という資格です。

 

え?「カウンセラー」じゃなくて「コンサルタント」なの?

 

「キャリアコンサルティング」と「キャリアカウンセリング」の違いはちょっとややこしくて、最近では2つはほぼ同じ意味で使われることが多いんだけど、本来は2つは違うものだと言われているよ。

 

キャリアコンサルティングとは

キャリアコンサルティング
「キャリアガイダンス」と「キャリアカウンセリング」の2つの要素を含んでいる
キャリアガイダンス
情報提供をしたり、方法論を教えたりする。
キャリアカウンセリング
1対1の面談を中心とした「心理的援助」のことで、情報提供や方法論の教授はしない
 

「キャリアコンサルティング」は、「ガイダンスの要素も含む」ので、具体的な求人情報の提供や、就職活動についてのアドバイスなども行います。

 

「キャリアカウンセリング」はあくまでも「心理的援助」なので、本来は「ガイダンスはしない」というのが正しい理解なんだろうと思います。

 

現実には、今の日本では「キャリアカウンセリング」という名前で、求人情報提供や就活アドバイスを行っている企業や学校などが沢山ありますが、それは本来「キャリアコンサルティング」と呼ばれるものであるようです。

私の考えるキャリアカウンセリングの定義

以上2つのことから、

 

キャリアカウンセリングとは

「人生をより良く生きる支援」をするための「カウンセリング」のこと

 

なのかな?という結論にたどり着きました。

 

これが正解かは分からないので、今後も考え続けていって、必要に応じて修正していきたいと思います。

他のカウンセリングと何が違うの?

「カウンセリング」という名前がつくものって色々あるし、「セラピー」とか「コーチング」もカウンセリングに似ているような気がする。違いがよく分からないなぁ…。

 

そうよね。それぞれどんな違いがあるのかしら?

それぞれのサービスの特徴

それぞれのサービスの特徴を表にまとめてみました。一概に単純な線引きが出来ない部分もありますし、あくまで私の見解ですが、だいたいこのような感じに分類出来るのではないかと思います。

 

表1

 

キャリアカウンセリングは医療行為ではないので、病名の診断や投薬治療は出来ない。
「悩みの解消」を目的とするのは心理カウンセリング。キャリアカウンセリングは「自己概念の成長」を目的としている
 

「自己概念の成長」って何??見たことない言葉出てきた!と思われるかと思いますが、簡単に言うと「自分らしさに気づいて、前向きな気持ちになる」ということです。実はここがとても大切なポイントなので、ぜひこちらのブログも併せてご一読ください。

【キャリアカウンセリングの目的を3分で理解する】「自己概念の成長」とは
キャリアカウンセリングを受ける機会があるかもしれない方は、「自己概念の成長とは何か」を知っておくと、カウンセリングの効果を高められるかもしれません。キャリアカウンセラーは、クライエントの「自己概念の成長」を目指してカウンセリングを進め...
セラピーは、リラックスしたい人へ癒しを提供するもの。アロマセラピーやカラーセラピーなど、ツールは様々。
コーチングは、高い目標に向かう後押しをするもの。カウンセリングでは主に過去の経験に焦点を当てるが、コーチングは、理想とする未来に焦点を当てる。

全てのサービスに共通すること

それぞれ違いはありますが、全てにおいて共通しているのは、「信頼できるカウンセラー、セラピスト、コーチとの出会いがポイント」ということです。

 

友達でも家族でもなく、利害関係もなく、「真剣に自分に寄り添ってサポートしてくれる信頼できる人」がいてくれたら嬉しいなーと感じた経験がある方もいるかもしれません。

 

そんなときに「信頼できる人の存在」をサービスとして購入するというのが、カウンセリングやセラピーやコーチングなのではないかな?と私は考えています。

 

その人が「何を目的とした、どういう種類のサービスを提供しているのか」ということももちろん大切ですが、それよりも前に、「なんか雰囲気が自分と合うな」「話してると落ち着く」「信頼できそう」と感じることが出来る「人」との出会いを大切にすると良いかもしれません。

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