【仕事やりすぎ?】サニー・ハンセンの4L理論で考える | nanase for life

【仕事やりすぎ?】サニー・ハンセンの4L理論で考える

サニーハンセンメイン画像 キャリアカウンセリング

「仕事は順調だけど心が満たされない」「仕事で疲れて休日は一日中寝てしまう」そんな方は、一度サニー・ハンセンの理論で自分の人生を見つめ直すことで、より良く生きるためのヒントを見つけることが出来るかもしれません。

 

結婚・出産・介護などの転機を迎えて、働き方を見直したい方にもハンセンの理論はお勧めです。私は、結婚した30歳のときに、この理論を使って自己分析して転職をして、より良い生き方を見つけることが出来ました。

 

また、「仕事で疲れた顔をしている大人になりたくないな~」と漠然と思っている就活生の方にも、ぜひ知っておいて頂きたい考え方です。

 

サニー・ハンセンの理論を使った自己分析シートのダウンロードはこちらから!

※ブログをご一読頂いた後のご使用をお勧めします。

人生は仕事だけじゃない

とても当たり前のことですが、人生は仕事だけではありません

 

でも、仕事をしていると、数値目標や期日に追われて、つい忙しさに飲み込まれてしまうことってありますよね。上司やお客様から評価されて「もっと頑張らなきゃ」と思ってしまうこともあるかもしれません。職場に苦手な人がいて、休日も重い気持ちを引きずってしまうこともあると思います。

 

また、就職活動や転職活動をしていると、「企業にどのように貢献出来るか」が求められるあまり、仕事以外の自分の人生の役割について考える機会がないのではないでしょうか。

 

サニー・ハンセンは、「人生は仕事だけじゃない」という、当たり前だけどつい忘れてしまいがちなことを教えてくれます。ハンセンは、人生には「仕事」以外にも3つの役割があると考えました

 

このハンセンの「人生の4つの役割」の考え方を知ると、自分の人生を見直すきっかけになります!

4つの役割(4L)

サニー・ハンセンは、人生には4つの役割があると述べています。

 

仕事(Labor)
本業・副業問わず、収入を得る活動
愛(Love)
家事、育児、介護、ペットの世話など、大切な存在と過ごすため時間
学習(Learning)
読書、通信教育、セミナー参加などの自己啓発
余暇(Leisure)
趣味、ボランティア、地域の活動など、他の3つに当てはまらない活動
 
4つの頭文字を取って「4L」と呼ばれています。ハンセンは、「4つのLが組み合わさることで、人生は意味のある全体となる」と、「パッチワーク」を例に説明しています。
 
パッチワーク
 

パッチワークが、色んな柄が組み合わさることで美しくなるように、人生も様々な役割が組み合わさって初めて、美しく輝くとハンセンは考えました。

人生を有意義な全体として織り上げる

ハンセンは、「人生を有意義な全体として織り上げる」という言葉を使って、仕事以外の役割も視野に入れることの重要性を説いています。

 

仕事にかける時間が多くなりすぎていると感じる方は、人生が全体として美しく織り上がっていない可能性があります。

 

人生を「美しく織り上げる」って…具体的にはどうすれば良いのかしら?

 

「美しく織り上げる」ためには、仕事・愛・学習・余暇の4つに、今どれくらい時間を使っているか現状を理解し、本来はどれくらいの時間を使いたいのか理想をイメージし、そのギャップを埋めるためには何が出来るのかを考えてみると良いかもしれません。

 

ハンセン自己分析

 

また、就職活動や転職活動の際は、「どうすれば満足できる仕事に就けるか」に焦点が当たりがちですが、仕事を選ぶ際は「仕事とそれ以外の3つの役割をどう組み合わせるか」を考えるべきだと、ハンセンは強く主張しています。

 

「愛」「学習」「余暇」のことも考えながら、仕事選びをすることで、人生のパッチワークが美しく織り上がるんだね!

 

人生はらせん状に進む

理想の状態を明らかにすることは大切ですが、人生は予想しない出来事が沢山起こるものなので、理想に向かって直線的に進むことはありません。ハンセンは、「人生はらせん状に進むもの」と考えた方が良いと述べています。著書の一部を引用してご紹介します。

キャリアはらせん状

 

キャリアに関する理論の多くは、人は論理的な計画作りによって自分の人生をしっかり支配すべきだと主張している。それでも、自分ではコントロールできない範囲を認識することも必要である。
 
キャリアプランを立てて進もうとするにも関わらず、往々にして、方向を修正しなければならなくなるような障害や機会が出現するものである。キャリアプランは直線的に進むのではなく、らせん状に進むものと考えた方が良い。
 
このらせんの動きは、仕事上の予期しないチャンスやピンチ、仕事以外の役割などに左右される

 

「人生は思い通りに進まなくて当たり前」と心の準備をしておいて、予期しないことに出会ったら、その都度自分の理想を見直して、柔軟に対応していくことが出来たら良いですよね。

社会問題解決のために

ハンセンは、「社会問題を解決するために、何か自分に出来ることはあるか?」という視点でキャリアを考える必要がある、とも述べています。

 

最近、SDGs(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))という言葉を、テレビでもよく聞くようになりましたよね。SDGsとは何か、については、下記のサイトに詳しく載っています。

 

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform

 

SDGsロゴ

https://www.unic.or.jp/files/SDG_Guidelines_AUG_2019_Final_ja.pdf

 

気候変動、海洋汚染、森林伐採、貧困、飢餓、不平等などなど、社会には沢山の問題があります。

 

このような問題を背景に、ハンセンは、これまでのキャリア理論は「自分の興味・能力・ニーズ・価値観にあった職業を選択するべき」という考え方が強調されすぎていたのではないか、と考えました。

 

どうすれば仕事を通して自分自身のニーズを満たせるかということと併せて、地球規模で必要とされている非常に重要なことを意識し、どのように社会や世界の問題やニーズを解決するための力になれるかを、各人が考える必要がある

 

「今、世界が必要としていること」を考えながら、自分の人生の「4L」のバランスを考えると、自分も世界も幸せになれるのかもしれません。

 

「仕事」ではなく「学習」や「余暇」の時間を使って出来ることもあるかもしれないね!

 

1人ひとりの小さな積み重ねが、誰かの大きな幸せに繋がるかもしれないわよね。

サニー・ハンセンってどんな人?

サニー・ハンセンってどんな人なのかしら?

 

人生をパッチワークに例えているところが、特徴的だよね!

 

サニー・ハンセン(1929-2020)は、アメリカのキャリア理論家です。ミネソタ大学名誉教授で、論文や著書などの業績は250を越えます。性別は女性で、主婦をしていた期間もあります。1985年~1986年の間はNCDA(The National Career Development Association)の会長を務めており、アメリカにおけるキャリア・カウンセリングの発展に大きく貢献しましたが、昨年惜しまれながら他界しました。

 

Dr. Sunny Hansen 1929-2020
We are sad to report that Dr. Sunny Hansen, NCDA’s 1985-86 President, has passed away. Sunny was a strong advocate for c...

 

「キャリア≠仕事=人生全体」と唱えたキャリア理論家は他にもいますが、人生をパッチワークに例えて表現したところに、主婦の経験もあるハンセンらしさが表れています。

 

サニー・ハンセンの理論(日本語訳)が、2013年に出版されています。こちらのブログは、理論の一部のみを抜粋して私の解釈も加えているので、理論の全体が気になる方はぜひ本をご一読ください!

 

キャリア開発と統合的ライフ・プランニング―不確実な今を生きる6つの重要課題
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パッチワークで自己分析

ハンセンの4L理論をベースに、一度自分の人生を見つめ直してみませんか?

 

自分の人生のパッチワークを美しく織り上げるためには、どうすれば良いのか?を考えるためのワークシートを作りました。

 

仕事をやり過ぎかも?と感じている方、転機を迎えている方、就職活動や転職活動中の方、などなど、ぜひ使ってみてください!

 

ワークシートをダウンロード

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